生きる

2024/1/25

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』を観た。

ここのところ友人を2人続けてなくしたり、体調がすこぶる悪かったり、安定しない生活で将来が不安だったり、とにかく身近な人がいなくなる恐怖を感じていたり、私生活がうまくいっていないこともあって、そんな折に観たものだから、何かが琴線に触れたのか(たぶん全部)、途中からずっと泣いていた。

自分の人生を空虚なものだと、空っぽなものだったと思いたくないと、ふと思った。

生きることは残すことだと思う。軌跡を残すことだと思う。どんな形であれ営みは残る。かならず。

そうしてわたしたちはまた会える。遠いどこかでまた会うことができる。

無性にそう信じたいと、思った。